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センスはどこで身につくのか


――特別な人だけが持っているものじゃない


デザインをしていると、

「センスのある人」と「ない自分」を比べてしまう。


あの人は最初から違った。

自分には、何かが足りない。


でも、少し立ち止まって考えてみるといい。


センスは、生まれつきの才能というより、

身につく場所と時間が決まっているものだ。




センスは「作っているとき」より「見ているとき」に育つ




意外に思うかもしれないけど、

センスが育つのは、手を動かしている瞬間よりも、


「なぜこれがいいと思ったか」

を考えている時間だ。


・なぜこの余白が気持ちいいのか

・なぜこの色はうるさくないのか

・なぜこれは真似したくならないのか


こうした問いを重ねることで、

目の中に基準が溜まっていく。




うまい人は「判断の数」が多い



センスがあるように見える人は、

ひらめきが多いわけじゃない。


むしろ、

小さな判断をたくさんしている


・足すか、足さないか

・ここで止めるか、もう一歩いくか

・違和感を無視するか、立ち止まるか


その積み重ねが、あとから「センス」に見える。





センスは、失敗の横に落ちている



不思議なことに、

「これ失敗したな」と思った仕事ほど、

センスの材料が多い。


なぜうるさくなったのか。

なぜ伝わらなかったのか。


そこを言葉にしようとした瞬間、

判断の精度が一段上がる。


失敗は、

センスの隣に置いてある。




センスは「正解」を覚えることじゃない


センスが身につかないと感じるとき、

正解を探しすぎていることがある。


でもデザインには、ひとつの正解はない。


あるのは、

「この目的なら、これは合っている」

という条件つきの判断だけ。


条件を考える癖がつくと、

センスは自然と育つ。




センスは、他人との比較では育たない



比べることで見えることもある。

でも、比べすぎると判断が鈍る。


センスは、

「自分が何に引っかかるか」

を何度も確かめる中で育つ。


昨日の自分より、

少しだけ判断が早くなっていれば、それでいい。



まとめ



センスは、

突然降ってくる才能じゃない。


・よく見る

・違和感を言葉にする

・小さな判断を積み重ねる


その繰り返しの中で、

静かに身についていく。


今すぐ

「センスがある人」にならなくていい。


気づいたとき、

「あ、前より迷い方が変わっている」


それが、センスが育っているサインだ。



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