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撫でていいタイミング、だいたい間違える

猫を迎えてしばらくすると、

飼い主はだいたいこう思う。


「……今なら、いける?」


そして撫でる。

猫、逃げる。

空気、気まずくなる。


これ、めちゃくちゃあるある。


でもこれ、飼い主が空気読めてないわけでも、猫が冷たいわけでもない。


タイミングの読み方が、人間と猫で違うだけ。


人間は

「目が合った」

「近くに来た」

「逃げなかった」

を“OKサイン”だと思いがち。


でも猫のOKサインは、だいたいもっと地味。


・目を細めている

・しっぽが床にベタッと置かれている

・体の向きが人に対して横

・毛づくろいを途中でやめない


この状態は

「今は警戒してません」であって、「撫でていい」ではない。


撫でていい瞬間って、

猫から物理的に距離を詰めてくるとき。


・手に鼻を近づけてくる

・スリっと体を当ててくる

・座ってる太ももに体を預ける


このへんが出たら、やっとスタートライン。

それでもいきなり全身は触らない。


まずは1〜2秒、首か頬だけ

で、すぐやめる。


猫は「撫でられた」より

「撫でられて、すぐ終わった」記憶のほうを高く評価する。


逆に、撫でてる途中で

・耳が横に倒れる

・しっぽがパタパタする

・体が少し固くなる

これが出たら、もう遅い


「まだ怒ってないし」

「もうちょい大丈夫そう」

は、人間の希望的観測。


猫的には「もう不快」「逃げる準備」に入ってる。


ビビり猫ほど、

“嫌です”を声で言わない。


だから、撫でられなくなったのは信頼がないからじゃなくて、

信頼を壊さない距離を猫が選んでるだけ。


猫とのスキンシップって、

撫でる技術じゃなくてやめ時の技術


撫で足りないくらいで終わると、

次は猫のほうから来る。


撫でていいタイミング、だいたい間違える。


でも、間違えながら学ぶのが猫との共同生活。


焦らない人間が、だいたい最後に一番撫でてる。



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